17世紀オランダを代表する画家フェルメールが描いた“傑作”を陶板で原寸大に再現し、3月18日から常設展示します。
当館では現在、30数点ともいわれるフェルメール作品のうち「牛乳を注ぐ女」や「真珠の耳飾りの少女」など、
10点を常設展示しており、今回の追加展示を合わせて計11点となります。
今なお人々の関心を呼び続けているフェルメールの新展示にご期待ください。
追加展示作品の詳細については、1月下旬に改めてご案内します。
ヤン・フェルメール (1632~1675)
1632年オランダ デルフト生まれ。21歳のときから画家としての活動を始め、デルフト画家組合の理事も務める。手紙、音楽、恋愛などを題材とする室内の日常生活を描き、緻密な筆遣いや計算された光の表現、幾重にも解釈できる画中画など、鑑賞者を魅了する美しく繊細な作品を残した。1675年43歳で没するとその作品は次第に忘れ去られてしまったが、19世紀になって改めて評価されるようになった。