
オランダを代表する巨匠、フィンセント・ファン・ゴッホの名画「夜のカフェテラス」の脳活パネル“世界の名画で脳活!@大塚国際美術館”が新登場。左右に並べた絵画の中に、ちがうところが7つあります。まちがいさがしで脳を楽しく活性化!
【設置期間】 2023年4月4日(火)~2023年8月31日(木)
【設置場所】 地下3階 インフォメーション付近

チャレンジした後は原寸大の陶板名画を細部まで鑑賞!
黒を使わずに夜景を描いたゴッホのアルル時代の傑作

ゴッホ「夜のカフェテラス」 クレラー₌ミュラー美術館所蔵(オランダ) 地下1階 展示室60
「夜のカフェテラス」の舞台は、南フランス・アルルの中心部にあるフォーラム広場に建つカフェテラスです。このカフェは実際に存在し、当時、ゴッホが画家仲間とともに訪れた場所でした。
星が瞬く“青色”の夜空のもと、ガス灯に照らし出されたカフェテラスが“黄色”に輝いています。これは、ゴッホが得意とする色彩の対比で、黒を使わず夜景を描いたアルル時代を代表する傑作とされています。
彼は、自分が描いたヒマワリでアルルのアトリエを飾り、盟友ゴーギャンを迎えたいと夢を抱き、1週間とかからず4枚の「ヒマワリ」を完成させました。その後、ゴーギャンが到着する前月の9月に本作を制作。画面中央の近づいてくる馬車に、到着への期待を託しているとも考えられています。

世界各国に点在するゴッホの作品めぐりの旅へ!

ゴッホ “7つのヒマワリ”展示室 地下1階 展示室60

ゴッホの作品 地下1階 展示室73
展示作品リストは こちら


フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)
1853年、オランダ南部の村フロート・ズンデルトに牧師の息子として誕生。聖職者を志すが挫折し、27歳の時に画家の道へ。画商の弟テオを頼ってパリへ、やがて南仏アルルへと移住。親友ゴーギャンと共同生活を始めるが2カ月で破綻。その後、精神を病みオーヴェール・シュル・オワーズで自ら命を絶ち、37歳で亡くなりました。10年という短い画家生活でしたが、その作品は多くの人に愛されています。