
「恋するミュージアム」をテーマに、バレンタインデーの過ごし方をご提案します。
心ときめく名画と出合ったり、画家や絵画にちなんだ限定ランチやスイーツでほっこりしたり。美術館でさまざまな恋のカタチに触れてみませんか?

さまざまなカタチで描かれた恋

ハウスブーフの画家
「二人の肖像」
青年と女性が、片方ずつ触れている赤い房は、男女を結びつけるという、 “赤い糸” に相当するものだとか。二人の愛の絆は、女性が左手に小さな赤いバラ(美と愛の象徴)を持ち、青年が同じ花を髪に飾っていることからも暗示されています。
B2階 展示室44

フェルメール
「ヴァージナルの前に立つ女」
中央のトランプを掲げるキューピッドの絵は「誠実な愛」を暗示し、弓が彼女の頭上にあることから、女性が恋愛中であることを示しているとも解釈されています。
B2階 フェルメールギャラリー

ペルジーニ
「心は変わらず」
女性は木の下の石に腰を下ろして墓前に捧げた花を思い深げに見つめています。かたわらの籠が暗示しているように、買い物の帰りにでも立ち寄ったのでしょう。いつまでも変わらぬ想いが感じとれます。
B1階 展示室76

バレンタインスペシャル
ナポレオン ランチ
2023年1月21日(土)~2月28日(火)
マレンゴ風 鶏のトマト煮込み
スクランブルエッグとサフランライス添え 1,300円(税込み)

イタリア北部のマレンゴで、ナポレオンが食したことに由来する
トマトを使った煮込み料理。
地元でとれた鳴門大根のポタージュスープの優しい甘さに恋をしてしまうかも…

お食事の後は原寸大(縦6m×横10m )の迫力を展示室で体感しよう!

ナポレオンの首席画家が描いた歴史的大作
ダヴィッド作 「皇帝ナポレオン1世と皇后ジョゼフィーヌの戴冠」
パリのノートル=ダム寺院で1804年に行われた戴冠式の様子をダヴィッドが緻密に描いた作品。
ナポレオンに一目ぼれされ、結婚を迫られたジョゼフィーヌはその熱意に押されて承諾します。14年の結婚生活の間にナポレオンの力は絶大なものになりました。しかし二人が別れると彼の名声は急転落。もしかするとナポレオンにとって彼女は運命の女性だったのかもしれません。
地下1階 展示室77

Happy Valentine’s Sweets
2023年1月21日(土)~2月28日(火)

1日限定30個
クリムトのKissカヌレ 700円(税込み)
クリムトの代表作《接吻》からインスピレーションを得た特製スイーツ。ピンクのストロベリーカヌレと甘酸っぱいベリーのソースの相性は抜群!
表面はカリッと、内側はもちもちとした食感が楽しめます♪

ムンクのラテアートココア 600円(税込み)
ムンクがラテアートになっちゃった⁉
あまくて濃厚なバンホーテンのココアで心も体もほっこり。
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ミュージアムショップおすすめ商品
アートなお菓子で一足早い春の訪れを!「春(ラ・プリマヴェーラ)」
メディチ家の花形画家、ボッティチェッリが描いた「春(ラ・プリマヴェーラ)」をパッケージにあしらった美術館オリジナル商品。
サクサク食感のクランチチョコレートが、愛の矢を持つキューピッドのイラストに包まれています。
クランチチョコレート「春(ラ・プリマヴェーラ)」12個入り 1,000円(税込み)
名画の注目ポイント!
いちばん右側に描かれた西風ゼフュロスの吹く風によって、大地には花が咲き誇り、木々には果実がたわわに実っています。中央は愛と美の女神ヴィーナス、頭上には彼女の息子キューピッドがいて、三美神に愛の黄金の矢を放とうとしています。季節が冬から春になった喜びや希望、豊かで暖かな空気を感じるルネサンス期の名作です。
