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大塚国際美術館は去る2021年10月31日(日)に、クルーズコンシェルジュ 加藤裕子氏(株式会社ツアー・ステーション 取締役)をお迎えし、スペシャルトークショー「夢見るセーヌ川リバークルーズ 印象派ゆかりの地を訪ねて」を開催しました。当日は、新型コロナウイルス感染予防対策を十分に講じた上で、40名のお客様にご参加いただきました。

国内・海外旅行全般の企画や予約を取り扱われているほか、クルーズコンサルタントの資格も取得され、船上での添乗業務も行われている加藤氏。本トークショーでは、パリから北フランスのノルマンディー地方まで、セーヌ川に沿って点在する印象派の画家たちゆかりの地を旅するように、寄港地の景色、クルーズ船内の様子など写真を交えながら、これまでの添乗の体験談やセーヌ川クルーズの魅力についてお話しいただきました。

また、当館スタッフの藤田がモネやルノワールの作品を解説し、お客様に加藤氏との掛け合いもお楽しみいただきました。

トークショー開始に先立ち、フランスの作曲家・ドビュッシーの音楽を聴きながら、当館のシェフが丁寧に焼き上げたフランスの伝統菓子「タルトタタン」をお召し上がりいただきました。

トークショースタート

右から加藤裕子氏(株式会社ツアー・ステーション 取締役)、藤田元貴(大塚国際美術館学芸部)
セーヌ川の景色
【リバークルーズ出航前には】

「エッフェル塔などを見ながらゆったりと出港するセーヌ川リバ―クルーズ船に乗船するのは黄昏時。」 と、これから始まる旅に向けて語り始めた加藤氏。乗船前に立ち寄りたいパリ北部に位置するモンマルトルのおすすめスポットや作品の舞台となった場所などをお話いただきました。
パリ北部に位置するモンマルトル
現在も健在な老舗レストラン「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」の話題へ。
ルノワール作「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」(オルセー美術館所蔵)
「当時の賑わいは、幸福の画家とも呼ばれる印象派の画家、ルノワールの作品で知ることができます」と当館の藤田が作品を解説。
ゆったりと航行するリバークルーズ船
【パリからリバークルーズ出航】

「そろそろ乗船いたしましょう。移りゆく景色をまるで住み慣れた我が家のようなクルーズ船で、ゆったり楽しむ旅のスタイルがリバークルーズです。」と加藤氏はリバークルーズの6つの魅力を教えてくださいました。

◇リーバークルーズの6つの魅力◇
・揺れないので酔わない。
・ホテルごと動くので体にラク。荷解き・荷造りも一度だけでOK。
・窓の外は、自然と生活感溢れる風景。
・川沿いの歴史的な町や村を毎日下船観光。
・港は町の中。乗り降りもあっという間で街歩きも容易。
・気になるドレスコードもなし。
リバークルーズ船内のディナー
「訪れた寄港地では、シェフが市場に行って旬の肉や魚、新鮮な野菜などを買い出し、腕によりをかけて提供してくれます。」と加藤氏はリバークルーズ船内の食事費用やメニュー構成について詳しく紹介。会場の関心を集めました。
ジヴェルニーのモネの庭
パリを出たクルーズ船は寄港地レザンドリーへ。「緑あふれる村、ジヴェルニーには、印象派の画家クロード・モネが晩年を過ごした家と庭があり、庭園では四季折々の花が咲いています。」と加藤氏。
モネ作「睡蓮:緑のハーモニー」(オルセー美術館所蔵)
当館の藤田は、モネが育てた睡蓮をモチーフに200点を超える連作を完成させていることを解説。お客様は驚いていらっしゃいました。
セーヌ渓谷 ルーアンの景色
加藤氏は「レザンドリーの次の寄港地はセーヌ渓谷ルーアンです。“街そのものが美術館”と称されています。」と旧市街やルーアンの歴史について語りました。美しい写真に心惹かれるお客様も。
モネ作「印象、日の出」(マルモッタン美術館所蔵)
トークショーもいよいよ終わりに近づき、最後の寄港地で印象派発祥の地としても知られているル・アーヴルの話へ。加藤氏は「ル・アーヴルの港で朝陽が昇る様子を見ていると、まさにモネの《印象、日の出》を思わせる風景に出会えます。」と体験談も語られました。
その後、加藤氏は対岸の港町オンフルールの様子を紹介。数々の思い出の余韻に浸りながらともに過ごした乗客や船員たちと別れを惜しみ、下船となることを語りました。


~加藤裕子氏より最後に~
「旅とは非日常を味わい、冒険心や幸福感を満たし、知識の向上などあらゆる好影響を与えてくれます。あともう少し経てば、以前のように自由に旅ができるようになる日がきっと訪れるでしょう。その折には、大塚国際美術館でゆかりの画家たちの絵画をご覧いただいた上で、描かれた場所に行き、実物の絵画を鑑賞することで、これまでの旅より何倍も楽しかったと言っていただけることを、心より期待しております。」


定員40名満員、大盛況のうち終了いたしました。
優雅な気分で、リバークルーズ船に乗船しているような夢見るひとときをお過ごしいただきました。

クルーズコンシェルジュ 加藤裕子(かとうゆうこ)氏 プロフィール

ANAグランドスタッフを経験後、2003年 株式会社ツアー・ステーション入社、2005年取締役就任。国内外の旅行全般の企画や予約を取り扱うほか、クルーズコンサルタントの資格も取得し、クルーズ商品の綜合的な手配や企画、船上での添乗業務も行う。

※ご来館に際し、必ずホームページの《安心・安全のための取り組み》をご一読ください
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