世界の名画で脳活!@大塚国際美術館
2025年9月2日(火)~2026年3月31日(火)

体験型イベント「世界の名画で脳活!@大塚国際美術館」を開催します。今回で14回目となる本イベントでは、だまし絵として有名な、ホルバインが描いた「大使たち」で7つのまちがいさがしを体験できます。左右に並べた絵画の中からちがうところをさがし、脳を楽しく活性化しませんか!
【設置場所】 地下3階 インフォメーション付近
チャレンジした後は原寸大の陶板名画を細部まで鑑賞!

地下2階 展示室42 ホルバイン「大使たち」 ナショナル・ギャラリー(イギリス)所蔵
ハンス・ホルバイン(子) (1497/98-1540/43)
ドイツのアウクスブルク生まれ。画家である同名の父のもとで修業をした後、スイスの歴史ある町バーゼルで活躍。その後イギリスに渡り、肖像画家として名前を馳せました。認められて宮廷に入り、イングランド王ヘンリー8世に仕えて活躍しました。
「大使たち」 1533年制作
16世紀、フランス王の伝達のため、イギリスへ渡った大使たち。当時の二人の年齢は、画面左側の大使は手にした短剣の柄に、右側の司教は肘下にある書物の側面の書き込みから、それぞれ29歳、25歳であることが知られています。棚に置かれたさまざまなモチーフは本来、知性の象徴ですが、弦の切れたリュートや倒れた地球儀などは不穏な雰囲気を感じさせます。二人の前に描かれている奇妙なものを斜めから見ると、「ヴァニタス(この世の虚しさ)」を意味する頭がい骨が現れます。展示室で作品に近づいて、じっくりご鑑賞ください。


